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2007.01.25 ハッピ バースデー ツ ーミー

25日です。25才になりました。

と同時に風邪っぴきになってしまいました。今日は仕事は休み。ほとんど眠ってときどき書いて、ずーっと鼻をかんでおりました。たぶん、脳みそが溶け出るくらいかんだと思います。

ティッシュボックスってすごいですね。かんでもかんでもまだまだ余裕があるんです。ずいぶんかんだと思ったけど、まだこんなに残りがあるんだから大丈夫。たぶん、脳みそはまだ出てないはず。

お祝いメールが一通も来なかったら出家でもしようかな、とか思ってたんですが、こっちも大丈夫。メールをくださった皆さんありがとうございました。いくつになっても「早く大人になってください」って言われるような人になるよう頑張ります。

2007.01.22 鉄コン筋クリート

昨夜、『鉄コン筋クリート』を見てきました。すごい!すごくよかったです!これを見たあと『パプリカ』見たという方が「すごくだるかった…」と言ってしまうのも仕方がない。だってね、スクリーンがもつ引力が桁違いすぎます。

ただ、時折あまりにいい出来なので、すごーいと感心してる自分に気付いて、現実に引き戻されるということが数回あったのが残念でした。

映画のあまりの良さに今日は原作を買いにいってきました。恥ずかしながら、松本大洋って名前くらいしか知りませんでした。mixiのレビューではいろんな意見がありますね。原作の方がいいとか、原作知らなくてもいいとか。
私はこの原作をあの100分に消化しつくしたスタッフの能力の素晴らしさに再度感嘆しました。

でも本質的には『パプリカ』と似てるのかもしれませんね。アニメーションていうのは幻想の世界を現実に落しこむのに、最適な手段だと思ってるんです。『パプリカ』が、とある男性の妄想ならば、『鉄コン筋クリート』も多くの子供や大人や孤独な人の幻想の世界なのかもしれません。シロとクロのような相棒がほしいな、とか、こんな無茶苦茶な子どもがいたらヒーローみたいでかっこいいな、とか。

しかし、やっぱりそれだけじゃないですよ。メッセージ性もあれば、圧倒的な世界観ももっている。そして疾走する「飛ぶ」快感。蒼井優と二宮和也の声もいい。なによりも、吸い寄せられる「宝町」の美術。

もうね、アート・アニメーションなんて、ぶっ飛ばされちゃうスケールでした。

2007.01.14 桃と猫狸

先日から川に一泊。合宿所は寒すぎて眠れたものじゃありませんでした。

やっと暖かくなってきた頃にうとうとしだし、起きたら10時半です。30分だけ漕いで、あがって、川に遊びにくる友人を迎えにいきました。川に癒されたいという友人のリクエストのもと、河原でおにぎり食べて、甘酒飲んで、女3人で話しつくすだけ話しました。あれ、川はいったいどこに…

結局話しのつきない3人娘はそのまま電車で話し続け、さらに新宿のレストランで閉店まで話しつづけておりました。

その新宿のレストランなんですが、閉店間際、私が宇宙人の話をしていたときのことです。窓が見える席に座っていたのですが、突然その窓際からどでかいネズミが飛び出してきたんですよ。「ネズミー!」と叫んで思わずビシっと指差したら、向かいに座ってた友人はてっきり宇宙人が出たんだと思って、ものすごく怖かったそうです。

たぶん店にいた客&店員全員が気付くくらいの声だったと思うんですが、都会の人はいまさらネズミくらいじゃ驚かないんでしょうか。ぎゃあぎゃあ騒いでたのは千葉+千葉+山形出身の田舎3人娘くらいでした。

2007.01.13 自信は不安の始まり

CLAYTOWNのおかげで動画チェックがすーらすらー♪と100枚分を二回もチェックしたら、翌日ひどい筋肉痛に襲われましたよ。立って動画を差し替えて、座って撮影ボタンを押して、再び立って張り替えて…これを200回もしたら、それはつまりスクワット200回したことになるんですよね。これは13日の日記ですが、書いてるのは15日です。スクワットしたのはもう三日も前なんですが、まだ右腿が痛いです。情けなや。

今日もバイト先のワークショップに参加です。

うーん、どうなんでしょう。いろいろ不安が巻き起こってきました。自分に自信がもてそうな時、反対に自信を持ち始めてる自分に不安になることってありませんか?驕っちゃいけない。ここで比べてても何の意味もないって。

たぶんね、こんな風に思ってる間は、とりあえずまだまだなんです。

2007.01.11 桃と猫狸

ここに写真を載せるのは初ですね。

昼、ダイエーに買い物に行ったら、周りの女の子がたらたらレジを打つ中、すんごく頑張ってるお兄さんがいました。無駄な動きの多さに、新米であろう彼の早く一人前になりたいという一生懸命さが伝わってきて、応援したくなりました。しかし、レジ打ちで息切れしてて大丈夫なんでしょうか。夕方まで彼がもつのか心配です。

CLAYTOWNを買ってしまいました。簡単に簡単な立体アニメを作れたり、動画チェックができるソフトです。いままでわざわざスキャンして動画チェックしてたんですが、時間短縮のため、ついに購入に踏み切りました。これ、ソフトに粘土がついてくるんです。クレイアニメには全然向かないパサパサした粘土なんですが、今日は色粘土が嬉しくて一日中こねてました。

実はせっかく買ったのにここのところ忙しくて、ずっと封すら開けられていなかったんです。カヌーサイトの立上げをいま有志でやってるんですが、最近ちょっとストレスになるほど重荷になりかかってたので、爆発する前に今日は仮病でミーティングを休みました。ごめんなさい。

2007.01.10 いまさらながらパプリカ

今日もバイトです。帰り際、社員さんと『パプリカ』についてお話しました。

『パプリカ』は公開翌日に、急に気になって予定を変更してまで見に行った映画です。見終わった直後はなんか圧倒されたなーおもしろかったなーすごかったなーとか思ってましたが、だんだんと、絵はよく動いてたけど、ストーリーはただの妄想だなと思うようになり、ここの日記にもわざわざ記す必要もないだろう、くらいになっていました。

公式HPの今監督のインタビューを読んで思ったことは、もともとストーリーで見せたかったわけではなく、ただわけのわからない奇妙な雰囲気でどどどどっと展開していく映画が作りたかったのだろう。ならばその意図を追及しつくしたという意味で、映画としての良し悪しは置いといて、製作者達にとっては満足のいく素晴らしい映画ができたんじゃないでしょうか。くらいに思ってました。

この映画の本当の主人公は時田で、敦子はこういったオタクな人々の理想の女性像として描かれていて、さらに最後は自分とその女性が結婚できちゃったらもう最高!という妄想をそのまま形にしたという意味で、受けてるんだろうな、くらいに思ってました。

で、ひたすら妄想だらけの映画のわりには、絵はよくできてたし、(パレードの動画が使いまわしなのはいかんともしがたいですが)敦子の走り方が常に女の子走りなのはおかしいけど、それすら妄想&理想の女性像だと解釈してしまえば、いっそ痛快です。唯一気になったのは、敦子が時田を散々になじる部分で声が合ってなかったな、くらいでした。

てことを社員さんに言いたかったんですけどね。何が言いたいのかうまく説明できなくて、しどろもどろで終わってしまいました。
彼女は「私、ものすごくだるくて、つまらなかったんですよー」とおっしゃってました。「あの映画のどこを評価されて、こんなに評判にのぼってるんでしょう?」と。彼女はもしかして、オタクの妄想に共感しようとしてもできずに、混乱してるのかもしれません。ふと、広島でグランプリをとった『ミルク』を理解できない!ともがいてたときの自分と重なりました。『ミルク』を読みとく鍵が見つかったような気がします。

2007.01.09 初バイト

皆さんはお変わりなく、事務所の暖房は効きが悪く、給与の振込み日が延期されてました。

2007.01.08 初漕ぎ

川に行ってきました。初漕ぎしてきました。2年連続初漕ぎは元旦にしていたので、今年はずいぶん遅い方です。もうすぐ25歳になる身としては、程よくカヌーとの距離がとれた一年だったな、と去年のことを思い返しながら、漕いでいました。距離がとれた分、すっかり漕げなくなっててビビリンチョMAXでしたがね。

川には老若男女いつもの面子がそろってました。だいたい皆さん本年二度目漕ぎ。さすがです。
徳島の里帰りから戻ってきた後輩とも川にて遭遇。最高にかわいい後輩です。昨年末やっと二十歳になってくれたので、これからは思う存分お酒を飲ませたいと思います。ふふふふ。。。アルハラには気をつけます。

いくら暖冬とはいえ、漕ぎあがってから合宿所に戻るまでに手足は凍傷寸前くらいまで冷え冷えになります。これを沸かしておいたお風呂に、じゅぼっとつっこむのですが、今度は血行が良くなりすぎて痒くてたまらない!!やっぱり冬だな、と思う瞬間です。

それにしても、暖冬ですね。冬も暖かいけど夏も暑くなってきてます。地球はもうじき壊れるんじゃないかと心配な毎日です。近頃やっと世界中が危機に気付き始めたけど、暑さに敏感な私は中学生の頃に「なんか地球が小学生の頃と違う」と感じてました。
12,3年しか生きてなかった当時としては、たった5,6年の季節の変化も敏感に感じとれたんだと思います。もうじき25になろうという昨今の方が、むしろ地球のことなんかより自分の人生を優先してしまって、自分が死ぬまでは何とか地球にもってほしいな、なんて考えたりもしてしまいます。ちいさい人たちがどんなことを感じているのか、これ、世間が思ってる以上に大切なことなんじゃないでしょうか。

2007.01.07 るーぷるーぷ

坂井治さんのサイトを久しぶりに見て、モネに関するnoteを読み直して、4日の日記が恥ずかしくなってしまいました。“移り行く水面の様子をなんとかして描きたい”というモネの願望を前提に、ペトロフはアニメーションを作りだしたのかもしれません。彼にとってはアニメーションと絵画の間に垣根はなく、「現象を描き出す」という同じひとつの手段として扱っているのかもしれません。
早く、世界のどこかの天才さんが、ハードウェア不要な再生機能を発明してくれることを祈ってます。

最近珍しく作業に集中して、あまり家族や他人と関わっていないんですよ。作業が進むのは嬉しいんですが、日常にこぼれてるおもしろ現象を沢山見逃してるような気がして、寂しくもあります。

作品の素も、人と関わらないことにはいつまでたっても習作ですからね…そろそろ、半年以上も前に書いてしまいっぱなしの真夜中のラブレターを、広げる日が近づいてきてるのかもしれません。ラブレター、それは、つまり、絵コンテです。

2007.01.05 これをあと98枚

さんざん色を塗りなおした挙句、ほぼ単色に落ち着きました。デジタルペイントっていまいち味気ないですね。けど紙がしわしわにならないのが嬉しくて、やっぱり彩色はPhotoshopに頼ってしまうんです。紙がしわしわにならない絵の具が開発されたら、きっと皆で再び、タブレットを絵筆に持ち直す日がやってくるに違いない。

2007.01.04 失敗談

公約通り初外出をしてきました。4人くらい人にぶつかり、足を踏まれ、ごめんなさいと謝られました。

アレクサンドル・ペトロフというロシア人のアニメーション監督います。彼の作風はガラスの板に油絵の具で描いた絵を少しずつ動かす、というものです。今年の文化庁メディア芸術祭の『春のめざめ』の監督さんです。(広島で見たときは『初恋』てタイトルだった気が…)

彼の技術はたしかにすごいんですが、でも、「それであなたは原作のどこをどんなふうに表現したくてこの映画を作ったんですか?」と聞きたくなってしまうほど、原作にただただ忠実な作品を作ります。広島でご本人に聞こうとしたけど、しどろもどろになって結局わけのわからない会話で終わってしまいました。

バイト先の社長が言ってたことですが「彼はもともとモネの睡蓮の絵を動かしたくてアニメーションを始めたんだそうだ」とのことです。なーるほど。

絵画を動かしてみたい。それがアニメーションを作る動機の一端を担っていることは確かでしょう。でもそれだけでは、アニメーションを作る意味がないと思うのです。アニメーションを作るのは膨大な手間と時間がかかります。それ故に、ただの動く絵画ではない、それ以上の存在意義を何か含んでいなければならない。そう思うんです。

そんなことを思い出しながら、その思いに相反して、ただ絵を動かしたくて描いてみた動画が全然うまく動かなかったんですよ。。。
自分で自分をおとしめるのがとことんうまいな、と思った一日でした。

2007.01.03 謹賀新年

スターフルーツおいしかったな

年末に「年賀状送りたいから住所教えて」と言われた先輩からの年賀状がまだ届きません。様子からいって28日には投函してくれたはずなのに…
どうしよう、私なんて投函したの29日なのに…まだ誰にも届いてないのかと思うと年末の徹夜の日々が急に虚しくなってきて、年明けからがっくりしてしまいます。

やっぱり郵便局の忠告どおり25日の五時半までに出さなきゃいけなかったんですね。。。昨年の25日、バイト先にて、5時に印刷からあがってきた年賀状600枚に、7人がかりで阿修羅のごとく切手と宛名シールを15分で貼りまくった記憶が蘇ります。最後、普段クールビューティーな社員さんが、「いざとなったら私が道路に寝転がって収集車を停めます」とまで言ってました。あれくらいの覚悟がなければ年賀状を三が日に届けるなんてどだい無理な話だったのでしょうか。

2007年になってから実はまだ一歩も家の外に出ておりません。そろそろ人間観察しないと、日記のネタも集まりませんね。明日こそは、隣駅のバーゲンにでも行ってきます。着物着たネズミがいる駅です。

2007.01.01 謹賀新年

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

暮れはTokyoLoopを見に行ったり、六本木にビル・ヴィオラを見に行ったり、カヌーサイト立ち上げに向け打ち合わせをしたり、この謹賀新年Flashを作っている間にあっという間に過ぎてしまいました。

年明け早々、暮れの睡眠不足を補おうと貪るように眠ってしまいましたが、今年も素晴らしい一年となるよう、残り364日を日々大切に努めてまいりたいと思います。

皆様にとって良き一年となりますように。


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