2007.07.26 八丁堀→渋谷→新宿→千葉はやっぱり落ち着きます
本日からついに6本もの虫歯治療が始まりました。普通、虫歯治療とかってわざわざ日記に書くようなことではないんでしょうか?しかし、幼い頃から元歯医者の母に散々歯の話をされてきた私にとっては、歯医者に行くのは毎回ちょっとしたイベントなのです。
腐っても元歯学部だっただけあって、母は何かと意外なトリビアを知っています。先日は「人間、鼻の骨だけは一生伸び続ける」と教わりました。どうせなら、げっ歯類のように歯が一生伸び続けてくれればいいのに…そしたら虫歯を気にせず硬いせんべいとか毎日食べれるのになぁ。
左下6番(通称6歳臼歯)をゴリゴリ削る2時間にも及ぶ大施術を終えたあとは、麻酔の残る頬を抱えて渋谷のシネマアンジェリカへ向かい、『アズールとアスマール』を見てきました。『キリクと魔女』のミシェル・オスロさんの最新作です。非常に良かったです。背景の美しさ、ストーリーの軽快さ、キャラクターの配置など、作品を占める全ての要素がオスロ作品の最高点に達した素晴らしい作品だったと思います。でも、限界を知らないオスロさんのことだから、次回はもっともっと素晴らしい作品を作られるのでしょうね。
麻酔が切れかかってきた頃、今度は新宿へ。送別会に参加する予定だったのですが、待ち合わせ場所に行っても誰もいないし、麻酔切れてきて痛いし、主役は遅れるというし、キャッチはうるさいし、、、というわけで世界堂に寄ってさっさと帰ってきてしまいました。キャッチの人は「伊勢丹の者ですが…」と名乗っていましたが、あきらかに嘘です。Tシャツ+ジーンズ+ノーメイクの気合抜けまくりの25才女子にわざわざ声をかけてくるなんて、キャッチ以外の何者でもありません。まったく、これだから気軽に出歩けない大都会には馴染めません。千葉ならこんな25才の普通だよ。たぶん。
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